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塞ぎこんだ時に聞きたい曲達 in 2020

時勢が時勢だからね、どうしても悲しみが満ちている気がする。

結果だけ見ると戦争時代とそう変わりはしないかもしれない。90の家の爺さまも同じことを口にしていた。

 

でも見方を変えれば、二度とはないと思っていた時代の危機を直面している今は、どの時よりもきっと変化を遂げれる時期に来ているんだと感じている。昭和の途中から既に破綻していたような法律やシステムを、壊れていても使い続けた平成時代を経て、今令和にその多くの弊害が浮き彫りになっている。

 

変わる時だろう、いや変わらざるを得ないだろう。正義と悪の二元論ではなく、問題を一つ一つ解決するための力を蓄えよう。

 

いやしかし耐えるっていつの時も辛いものだ。特に今は普段見過ごせた事に向き合わなければいけない人も少なくないだろうな。

私にとって、そういう時は音楽を聴くことが一番のリラックスになる。まぁいつも通りなんだけどね。

 

時間があるからこそ、音楽の良さと向き合ってもらいたい。わずかでも感情を穏やかにできるなら、それが一番だから。

 

※旧い曲ばかりです、今回はかなりゆったりめな音楽が多いです。

 

 

1.電気グルーヴ「

 

思わず笑ってしまうような、中毒性のある曲が売りの電気グルーヴ。ピエール瀧が逮捕されたから、まさに中毒だったんだろうけどね。それでもこの「虹」という曲に関しては、そういった電気グルーヴの中でもかなり異質な、純粋に評価したい曲である。

私はこういうときに元気を出せって言いたく無い人だからさ、どうせ音楽を聴いたって現実何も変われていないからさ、続かない元気は出さなくていいよ。ただ気持ちを持ち続けることが一番大事だから。そういう時はぼんやりと、意味なく過ごしていいんだよ。

 

 

2.SUPERCAR「PLANET

 

どっちかというと悲しくなる曲。やりきれない感情を誰かに投げつける元気もない。そうすることも億劫な、とにかく疲れているんだろう。悲しみや虚しさとはいずれ向き合わなくてはいけないからさ、そういう時に聴いてほしい。

そして聴き終わった後理解してほしい。「誰のせいでもあるけど、誰のせいでもない。」ということを。 

 

3.SUPERCAR「Recreation

SUPERCARというバンドが2005年に解散した理由については色々言われているけど、結局のところ彼らは解散せざるを得なかったんだろう、という感覚をオールドファンたちは持っている。歌詞よりもサウンドを重視したボーカルの人と、歌詞をちゃんと大事にしたかった作詞を担うギターという正反対がいて、しかも20も過ぎていない若者だけのバンドだったから彼らは必然のごとく解散の道へと進むのだ。

それでも重なり合わなくなった歌詞とメロディたちは、不思議と2020年になっても人々を魅了し続ける。今でもなお彼らのファンは増えている気がする。

 

 

4.ART-SCHOOL「Lucy

 

 

 

俗にいう厨二サウンドと歌詞がART-SCHOOLの売りなんだけど、一番好かれてる曲って何だろうってなったとき、割と選ばれちゃうようなこの曲。みんなもっと知ればいいのに、まぁしゃあないか。決して明るい曲じゃないけどずっと聴いていられるだろう、ゆっくり深く沈むように。

 

 

5.GRAPEVINE「風の歌

 

全編通して歌詞が好きなんです。覚悟というにはゆるいけど、それこそが「生きる」をこなす上でを大事なことだと教えてくれてるような気がしていて。

この曲には少しの自嘲的な要素も混ざっている。

敢えて言葉にしてみれば、「音楽で何かが変わったなんて嘘に決まってるさ」という感じになると思う。当然だろうな。

それでも何処へ向かうにしても、何処にたどり着くにしても、「いつだって少しの夢をみて 揺れていたいんだ」、幻想だと知っているけれど信じて生きていたいんだ。風に吹かれたら忘れてしまうようなゆるい気持ちでも、いいでしょう?

 

 

6.矢野顕子「ごはんができたよ

 

「家にいて欲しい」なんて言葉がここまで強くなった時代を私は知らない。家ってどんな存在ですか。私にとっては家族がいる世界であり、私の場所がある愛の在る世界ですけど、誰かにとってはちっとも面白くない世界であり、誰かにとっては愛のない苦痛の世界になるんだろう。だからこそ行政が「Stay home」なんて通告しても出歩く人々がなかなか減らないのだろう。

そんな人に聴いてほしいアーティストNo.1が矢野顕子さんです、って言ったら驚くかな。この人ほど「家庭」をテーマにした歌を唄う人を私は知らないし、居たとしても矢野顕子さんほど濃い思いの人は中々いない。

明るい事ばかりじゃないさ、辛いことばかりなら家に帰っておいで。ごはんができたよって声がまた聴こえてくる家に帰っておいで。

 

7.坂本真綾「うちゅうひこうしのうた

 

みんなのうたってやっぱりすごいと思う。その中でも坂本真綾さんが歌う「うちゅうひこうしのうた」は結構人気があるらしい。私は声優の坂本さんも知っているのだけど、自分のイメージとしては圧倒的に歌手・坂本真綾のほうなんです。

 

KIRINJI「うちゅうひこうしのうた

そしてその声と同じく、やはり透き通った無二の声を出せるコトリンゴさんがKIRINJIというバンドに所属していた時のCover Ver.も併せて紹介します。どちらも素晴らしい曲なので是非両方ともお見知りおきを。

 

8.Skoop On Somebody「sha la la」20years Anniversary Ver.

 

自分の好みの音楽はやっぱりバンドサウンドばかりなので、そうでもないような歌をと考えた時この歌が思い浮かびました。色んな歌手や俳優さんが参加しています。全員上手でまったく違和感ない人ばかりなのですが、特に佐藤竹善さんと鈴木雅之さんのパートは圧巻です。そしてMVの雰囲気も自然と笑ってしまうくらい緩やかな感じなので、是非そこにも注目してほしいです。

 

9.ホフディラン「スマイル

 

最近CMでもカバーされていたはず。原曲のホフディランVer.よりも聴く人を選ばない歌声だと思います。

コロナ前で聴いていた時と今では聴き方が少し違う。いつでもスマイルが出来ない状況になったからこそ、この素朴な歌詞とメロディたちが多くの人の心に届くと思う。いつだって完璧な人間なんていないんだもの。

「もうすぐだね あと少しだね その時の笑顔がすべてをチャラにするさ」

全てが終わったその時、みんなでスマイル出来たらいいよね、うん。

 

10.東京スカパラダイスオーケストラ 「Pride Of Lions Feat. 伊藤ふみお

 

実はコロナが存在していなかったら、私は東京スカパラダイスオーケストラが今年大ブレイクするだろうなと予想していた。

長年やっているけど今が一番最高に熱い人達の音楽がここにあって、この人達は今が一番必要とされている。率直にそう感じていたからだ。しかし現実は全てが覆る悲しいことがあった。本当に変わってしまった。

でも、それでもこの人たちがカッコイイことに変わりはない。塞ぎ込んだ人たちを音楽で起こしてくれる、そんな能力を持った最高の人達だ。中でもこの「Pride Of Lions Feat. 伊藤ふみお」を聴き終わったら、貴方はこの哀しみに満ちた世界でも希望を見出すことを止めやしないだろう。無根拠な自信がそこに溢れているだろう。生命の尊さに思いを馳せて、美しさに涙を流していたりするだろう。

 

 

 

 

以上でとりあえずの曲紹介は終わり。元気は出ましたか? あなたにとって新しいものがここにありましたか?

心に新鮮なものを届けることが出来たなら、私も少しは幸せです。

先ずは出来ることから始めてみよう。全ては0から始まる新しい世界でも、変わらず音楽と共に。

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| Music Talk ♪ | 23:05 | comments(0) | - | pookmark | このページのトップへ
Thank you, my twilight

JUGEMテーマ:音楽

JUGEMテーマ:日記・一般

 

Life is beautiful

 

平成時代が終わりを告げて、今令和時代へと突入した。

こうやって「今令和」って書いても未だ違和感は拭えていない。というか見辛いなこれ。

 

令和時代になっていよいよ私も若者とは言えなくなった。世間はどうだかわからないが20代で老いを実感することが多くなった。

もう片手で数えても学生時代へと戻れなくなった。そのうち両手で数えても戻れなくなるのだろう。

 

ルーレットは回り続ける。

 

老いを実感して気づくのは、私の瞳は過去ばかりを映し始めているということ。

新しい時代へ突入するのに何も得ないまま進まなくてはいけない事実に、正直不安を否定できないでいる。

私だけの話でもないだろうけど、生きているとは言えないけれど、死んでいるとも言えないような人が増えた気がする。

 

結果だけ見れば、平成は良い時代とは言い辛かったのかもしれない。

 

それでも時々私に訴えるように、無根拠な自身に満ちた歌が聞こえてくる。

私が選んだ選択肢たちは間違っていたのか、否である。

私が生きた今は間違っているのか、否である。

正解ではなくても、間違いなんて一つもない。

 

沢山の涙を流してきた。

悲しかったし、苦しかったし、とても辛かった。

それでも

楽しかったし、嬉しかったし、幸せだった。

 

Thank you,my twilight

ありがとう、私の平成時代

Life is beautiful

奇跡は起こらなくても十分だ。

 

瞳に今を映して、僕のルーレットは回り続ける。

いつまでも、いつまでも待ち続けるだろう。

| Music Talk ♪ | 07:42 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark | このページのトップへ
1990年代の亡霊。

JUGEMテーマ:日記・一般

平成という元号が終わるまで、あともう秒読みみたいなもので。1990年代前半生まれの自分は、いわゆる平成の爺としてこれから次の時代の人間に称されていくと思う。

さらに2020年の東京オリンピックが一つ終わると、そこに待っている景色というのはいよいよ自分たちが想像できない景色が存在するだろうと、無意味な予想に浸っていたり。

2010年代も今年で終わりだ、であるならば1990年代はいったいどんな立ち位置になる?



未だ何も成し遂げず何も持たない私達を、

1990年代の亡霊、と称しよう。

| マイナートーク つまり適当 | 13:40 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark | このページのトップへ
生きるというのは難しいことだ。~シュノーケル 「HIGHWAY」~

JUGEMテーマ:音楽

JUGEMテーマ:日記・一般

職場ではいつも失敗してばかりいる。

優秀な人間ではないので、失敗しても受け入れているのだが

そういう自分を許すことも、許されたいとも思わないような曖昧模糊な感覚を持って過ごしている。

 

半年以上経つが、未だ慣れない。向いていない職場ではあるのだろうとは思っているが、職になるほど得意なことがあるとは思えないので、年を重ねただけの若者はただ耐えるのみである。

 

失敗ばかりして人間関係が上手くいっているのか、それは想像通り、上手くはいっていないとは思う。

理不尽に攻撃してくる人間が数人ほど。いやいや専門職でもないのに素人に無茶を言わないでください、と思っても理不尽に怒鳴ってこられて、沸き立つ感情はイライラよりも戸惑いとか溜息とか…

 

このように、上手くはいっていないと思うが、それでも助けてくれる人はいる。

ある人曰く「あの人の言うことは些細なことで、気にするな」、また違う人曰く「あの人たちはいつもああやって新しい人をいじめているんだ」、さらに他の人曰く「上手じゃなくても頑張ってくれてるから、自分のペースでやればいいんだよ」と。

 

幽遊白書の歌みたいに「厳しい人がふいに見せた優しさ」ではなくて、厳しい人は厳しくて優しい人はとても優しい、って状況。

むしろこの状態なら、「厳しい人がいてくれるから、優しい人の優しさが身に染みて理解できるんだ」って思えてくる。

 

他人を恨むことなかれ、その暇あるならわが身の研鑽に励み、優しい人達に少しでも恩を返そう。

そう考えたら私はこの向いていない職場でも頑張ろう、って力が湧き上がってくるんだ。

 

だから一番辛いことは、

下手な自分が罵倒されることではなくて、

私の失敗でその優しい人たちに迷惑をかけることになること。

 

優しい人の笑顔を曇らすことのないように、理不尽な人からもいつか笑顔を向けてもらえるように、私はあきらめずに前を向いて生きているつもり。

 

生きるというのは難しいことだ。

生まれてこの方、この考えを否定できたことがない人生を送っている。

恥ずかしいかな、でもそれが私だ。いつか報われるといいなぁ。

 

 

シュノーケルの「HIGHWAY」を聴く。

私の10年前の青春を彩ったバンド、彼らが長い時を経て活動再開したアルバム「EYE」の最後を飾るこの曲に、一言では言えない感情を持って聞く。生きててよかった、ってな具合でね。
 

| Music Talk ♪ | 23:32 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark | このページのトップへ
暑さで辛いのはみんな同じ、じゃない。辛さは同じなんかじゃない。

JUGEMテーマ:地域/ローカル

 

今年の夏はおかしい。

それは毎年思っていることだが、今年の夏は本当におかしい。

 

わざわざ声を大にしなくたってみんなわかると思うけど、それでもそんな当たり前のことを大きな声で叫びたい。

 

日本人は、今みんな一生懸命生きている。先の西日本豪雨や大阪の地震の被災地も、そうでない普通の地域の人もみんな一生懸命生きている。

 

そう、「辛いのはみんな同じ」と思う。僕もそう思う。

 

でも「だからといって自分だけが休むのは駄目」なんて理屈とは、決してイコールではないはずだ。

 

もう一度言おう、今年の夏は本当におかしい。


 

僕は気象予報士ではないけど、気象予報士が言う「あなたの地域の空は~」ではなく、

「自分が今居るその場所が暑いのかどうか」を判断するのは、気象予報士ではなく自分の今見ている景色と感覚・状態、それが全てだ。

 

だからこの暑い中でも、「みんなも辛いから自分は休むことが出来ない」なんて、絶対思わないでほしい。

「天気予報ではここはお隣に比べたらまだマシだから」なんて意見は叩き潰してしまえ。アスファルトや車がどんな状態になっているかなんて、僕が言わなくてもわかるだろう?

 

 

暑いかどうかを判断するのは数字じゃない。自分が体験している今、その全てで判断することなんだ。

 

 

辛かったらすぐ休め。みんなが忙しい状態のときに休みたいなんて言うのは本当に大変なことだけど、自分が大変だと思ったら5分でも10分でも休憩したほうがいい。それで休んでも体調が良くならなかったら帰るんだ。

最悪、吐き気がして目眩がして、視界が紫になって倒れたら即救急車だろう。でも救急車の数も限りがある。人が多いところであればあるほど、苦しくて救急車を呼んでいる人は多い。今ここで間に合わなくて「死んでしまう」のは最悪の話じゃない。というか、当然なんだ。熱中症、脱水症状でも倒れたら死ぬと本気で理解するんだ。

 

エアコンとかも「28°が~」どうとか「環境が~」どうとか言う人は少なくないと思うけど、遠慮なんかするな。風邪を引かない程度にガンガン効かせるんだ。特に「みんなは外で暑い中に作業してるのに、部屋に居る私が涼しい空間にいるのは気が~」と他人を気遣っている人が居るけど、そんな我慢なんか絶対するな。室内で熱中症にかかる人の数がどれだけ居るのか知っているのか?

いつも涼しい部屋にしておいて、外から帰ってきた人が一息休憩出来る涼しい部屋にしておいたほうがずっと良い。

 

他人を巻き込んで、我慢大会なんか開催してる場合じゃない。

 

他人を巻き込んで、我慢できなかった大会を開催するんだ。

 

 

みんな一生懸命生きている、頑張っていない人間なんかいない。だから絶対無理するな。

いいか休め。陰口叩かれようが後ろ指差されようが休むんだ。

そして元気になったらまたみんなを手伝うんだ、人間は一人じゃ生きれない。

 

誰かが辛いときは誰かを出来る範囲で助けよう。助ける人も決して無理はするな。

 

自分が辛いときは我慢しないで、恥を承知で「辛いので休ませてください」と言おう。

酷くなってからじゃ手遅れ、どころか死ぬ。死んだらみんなに迷惑かかる。防げた事故を防げなかった、誰も幸せになれない結末しか存在しない。

 

暑さで頭がやられる前に、しっかり対策をして。それでも駄目なときは駄目だ。

今年の夏を、自分が麦藁帽子と半そで半ズボンで自転車を走らせた少年時代と一緒にするな。

 

自暴自棄になって「死んでやる」なんて思うな。自暴自棄になったら「ここから逃げてやる」そう思え。
 

みんな一生懸命生きている。しょっぱい汗も涙も流して生きている。辛いことばかりだけど、生きるんだ。死ぬんじゃない。

 

生きろ。

 

みんな辛いのは同じだけど、同じ辛さなんかじゃない。

だから誰かを助けて生きよう。僕たちみんな頑張っている。

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| 嘆き 決していいことばかりじゃない | 22:19 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark | このページのトップへ
最近見たアニメを雑多にレビュー。

 

JUGEMテーマ:漫画/アニメ

好きな「アニメ」なんかある?

 

ここ半年でいろんなアニメを見ている。

なんというかジャンルばらばらで、かつ年代もバラバラなんだけど。

 

「銀河英雄伝説」の画像検索結果

銀河英雄伝説(OVA版)〔1988-2000〕

・すっごい難しくて壮大な群像劇。

・当時のレジェンド声優さんの演技力でただの会話劇の説得力が半端ない。

・現代にも通じる政治的価値観を想像して観れば、なおこの作品を楽しめるだろう。

・現在リメイクアニメを放送しているが、旧作はDVD60巻近くにも連なるので追うのは相当大変。

・人物資料かなんかを読みながら追っていかないと頭が追いつかない。

・でもなんとか追いついたらそこからは面白くてしかたなかった。

・今やってるアニメの方が複雑な戦闘がかなり見やすくなっているが、キャラデザや声優さんの演技力は旧作のほうが魅力的だと思う。

 

 

「ユーリオンアイス」の画像検索結果

ユーリ!!! on ICE (2016年)

・基本的にはイケメンが出る女性向けアニメではある。

・しかし作りこまれた話と、実際のフィギュアスケーター達をモデルにしたその魅力は、フィギュアが好きだと一度でも思ったことがある人にはぜひ見てほしい。

・二人のユーリの成長と、コーチであるヴィクトルとの関係性が一番好き。

・個人的にはまだまだ物足りない感で現状終わってしまっているので、映画などすでに製作決定している続編たちでそれを補ってほしい。

・もっと長谷津の暮らしを見たかったかなって。

 

「おばあちゃんの思い出」の画像検索結果

ドラえもん おばあちゃんの思い出(2000年)

・ただただ のびたのおばあちゃんに泣いてしまうだけでした。

・見終わった後はおばあちゃんはもちろんのこと、「家族を大切にしよう」という気持ちが芽生えてくるんじゃないかな。

・大人が覚えるノスタルジックな感情、今の10代の若者にそれが通じるかは私はちょっと不安。

 

「夜は短し歩けよ乙女」の画像検索結果

夜は短し歩けよ乙女(2017年)

・森見登美彦氏の小説が原作で、四畳半神話体系の湯浅政明監督と中村佑介氏のイラストでアジカンの音楽が流れる映画。

・つまりは好きな人は好きだと言えるものを詰め込んである映画。

・ただ内容はなんというかドンちゃん騒ぎしたのをまとめ切れなかった感はぬぐえなかった。

・酒・風邪・ミュージカルの記憶はある。

・タイトル回収した場面は好きだった。

・終わった後はお酒に興味を持ってしまいそうな。

・私は期待はずれだと思ってしまったかな。

 

百日紅(さるすべり)~Miss HOKUSAI~ (2015年)

・朝ドラにも出演していた杏さんが主人公役をやっている、葛飾北斎の娘である葛飾応為が主人公の映画。

・実際勝気な男勝りな性格の人だったみたいで、ぶっきらぼうな話し方をする女性。

・海外の人にはその美しい色使いと江戸時代の庶民の雰囲気がわかるようなところ、その点を評価している人がいる。

・これを見て満足できる人は、やはり江戸時代の落ち着いた雰囲気が好きな人なんだと思う。

・不満点というか、見てて退屈な感じなのは間違いなかった。落ち着いたアニメも好きな私だったが、日本人より海外の人向けな映画だと思うので新鮮さはあまり無い。

・後は映画というより、短編をくっつけた出来になっているのでそこはイマイチ。

・嫌いじゃないけど、薄い内容だったのがもったいなかった。

 

「千年女優」の画像検索結果

千年女優(2002年)

・海外で高い評価を受けていながら2010年に46歳で亡くなってしまった今敏監督の作品。

・監督の作品でパプリカは見たことあったが、それだけしか知らなかった。

・昔会ったことのある好きな人にもう一度会いたい、それだけで時代を生き抜く大女優の話。

・同時にその女優に焦がれる社長の物語でもある。

・場面転換がかなり多くて、最初は置いてけぼりになっちゃうんだけど、メタなギャグも挟みながら観る人を自然に映画の世界観に慣らせるので、30分もすれば抜け出せなくなっていた。

・古い映画のパロディシーンも多々あるので、映画が好きな人は好きになると思う。

・テーマはありふれているが、魅せ方が本当に個性的で力強くて面白かった。

・ラストの千代子の言葉、賛否両論あるらしいが私は素直に納得できた方である。

・とはいえスッキリ感という意味では、パプリカの方が好きかな。
 

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フリクリ(2000年)

・結局フリクリの意味って何なんですかねぇ。

・これ異常ないくらい散らかしまくるアニメだと思えばいい。

・意味はあるんだろうけど、そんなもの知るかっていうメッセージも同時にあるので、感想は十人十色かな。

・FoolyでCooly、自分的には「馬鹿っぽいけどカッコいい」なんていう少年の憧れ、インスピレーションが散在した作品だと思う。

・モンスターたちのデザインはかなり斬新だと思う。

・the pillowsの音楽が好きなら観ればいい。

・センスの時代の古さは否めない

・今年に新作映画あるっていうんだが、正直怖いなぁ。

 

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サムライチャンプルー(2004年)

・銀魂もそうなんだけど、時代背景は江戸でありながら現代の世界観をミックスした作品である。

・シリアスパートもあればギャグもある、っていうかラップバトルもあるし、どっかのイカのゲームのごとく落書きバトルもあるぜ!

・アニメが好きって思ってるなら一度は観て損は無し。

・世界観が唯一無二のおかげで、13年前の作品でありながら古さってのは感じない。

・メインの音楽がラップってのはロック畑育ちの自分にどこまで合うかは心配だったが、杞憂だった。

・むしろこのセンスは現代のほうがあってるかもって思いもある。
・作ってた会社が潰れちゃったからか、YouTubeでも観れるのかな。

 

「けものフレンズ」の画像検索結果

けものフレンズ(2017年)

・ここ最近で一番話題になっていたアニメ、かなぁ。

・せぜこましい現代に生きる人々が忘れていた、優しさ・友達作り、とにかく心あったまる話。

・わたしもむずかしいことをかんがえすぎていたのかもしれない

・最初の一歩、小さな気持ち、誰かを助ける理由なんてなくてもいいのよ。

| マイナートーク つまり適当 | 17:18 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark | このページのトップへ
あの日の記憶。

JUGEMテーマ:日記・一般

 

風邪をひいていた。確か38℃くらいあったと思う。

 

せっかくの休みなのに、寒くて仕方なかった。

 

毛布にくるまりながらTVを点けると国会中継をしていた。

話の内容は覚えていないが、「こんな幼稚な会話を国会で…」なんて憤っていたような、そうでもなかったような。

 

ふいにTVから異音が聴こえる。

「緊急地震速報です。強い地震に注意してください。」アナウンサーは冷静に伝えていたが、明らかに異常事態であった。

 

その一瞬から平穏はどこかへと切り離され、見るもの聞くもの総てが異常の世界へと変わってしまった。

 

部屋に篭りながらパソコンでニュース中継を見ていた。当時はそれが人生初の「パソコンでTVニュースを観る」経験だった。

熱で朦朧とした頭でも、とにかくすべてが心配だった。その心しかなかった。

 

3月11日の夜、宮城の海が燃えている映像を見て私は眠りについた。

次の日の記憶はあまりない。ただただ増えていく数字に恐怖していた。

 

 

当時大学生だった私は休みが明けてから「東日本大震災に関連して各自治体の取り組み」を大学の授業で発表した。

別に私が特別だったわけではなく、それが当時普通のことだった。

 

すべて、すべてが東日本大震災のことで考えて、動いて、見守っていた。

 

 

 

あれから7年が経つ。あれからみんな、どう変わりましたか? どう変われましたか?

 

記憶の中でも現実の光景を目にしても、過去にはまだまだ出来そうもない。

私は今もあの日を覚えている。

 

| serioustalk 真面目で何が悪い? | 14:05 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark | このページのトップへ
深夜に大滝詠一を聴いて泣く。

JUGEMテーマ:音楽

 

多幸感という言葉を知っている?

 

なんかWikipedia的には「脳内のセロトニンが薬物によって分泌されて~」どうだこうだ、と書いてあった。

 

ただ今回はそんな難しい多幸感はどっかに置いておいて、勝手に綴ろうと思う。

 

 

1980年代、私生まれてないけど日本はバブルでした。その頃流行ってた歌謡曲は現代っ子が聴いたら「なんか気持ち悪い」とか「音楽的につまらない」って言われるかも。私的には3代目Jソウル~とか、E-girlsとか、正直言って現代の曲のほうがわからないもんだと思うんだけどね。

 

 

でも現代には絶対出せない味をだせるような曲も山ほどあったりする。

 

大滝詠一さんが書く曲たちは本当に「幸せであふれてる」ってサウンドや歌詞が秀逸でね、こういうの現代で真似しようと思っても絶対成功しないと思うんだ。

 

言ってしまえば不幸が転がる現代では存在を認識されないような、ね。完全にロストしてしまった技術かもしれない。

特にバブルのころの幸福ってのは、現代のような質素な幸せを描くのはそんなに多くないのかもしれない。

豪華な装飾品で彩ったような、そういう幸福感をみんな求めていた時代だと思う。

 

ハートじかけのオレンジ

テキーラの夢のあと ベッドに君がいた


なにこの歌い出し!? 

鳩ぽっぽのようなリズムからいきなりアダルトな歌詞ですよ

 

時限爆弾抱くみたい ハートは舞い上がる

 

なんかその高揚感は物騒さが先立つんですけど 並べちゃったかー

 

出会いは七不思議 奇跡のKISSのアーチェリー

 

え、なんでアーチェリー? ちょっと待ってどこから出てきた!?

 

ハートは空中戦 レーザー・ガン パニックさ

 

パニックはこっちだっての!何なのさっきから!?

 

…とまぁ、現代っ子には交通事故みたいなワードが列挙されているのです。

(ひとつ答えを言うと、実はビートルズの影響がどうだこうだってやつなんですが、私にはわからん。)

 

しかしこのカラフルな歌詞とサウンドこそ、まさに私が考える多幸感ってやつなんです。

 

別の言葉で表現してみるなら、幸福色って感じだと思う。この音とこの歌詞で私は色を感じてしまうのです。

 

そしてその幸福感を現代では、

どう手を伸ばしても決して届かない、夢見る世界となってしまったのだろうと感じて、深夜に勝手に泣いてしまうのです。

 

 

※今回は動画はありません。以下の曲たちはカバー曲なら動画であるのですが。

 

 

恋するカレン

・イントロのセンチメンタルなピアノで語る感情は甘酸っぱさで溢れている。しかしそれが示すのは過去という事実。

・別の男に片思いの女性を持っていかれた男が、それでも女の人の褪せない思い出に浸るって内容なんだけどね。

 

Happy End で始めよう

・これだけ状況がそろってるんだから、二人は恋すればいいんだよ。僕は君が好きだし君は僕が好き、それで始めようよ!

・なんと単純で迷いのない歌だろう…。

 

君は天然色

・思い出はモノクロームと歌っているのに、私はカラフルな色彩が見えてくる。

・これ、ふられてしまった男が未練たらたらに幸せを思い出して、「もういちどそばに来て」って内容なんだぜ。

 

幸せな結末

・さよならバブル、もう二度とあなたを甦らせれないのかもしれない。誰がなんと言おうと幸せな曲。

・「今夜君は僕のもの」、「昨日じゃなくて明日じゃなくて 帰したくないから」って言葉と甘いメロディも添えて。

 

音楽を聴いているのに、視覚・味覚・聴覚・嗅覚・触覚、五感に亘って訴えかけるメロディと歌詞を感じさせるのは、大滝詠一さんの得意技でした。

 

この疑い深い現代に、迷いの無い幸福感で人々を導いてくれる大滝詠一さんはもういません。※2013年12月30日に死去。

その事実もまた、私を泣かせるのに十分な理由となるのでした。

 

| Music Talk ♪ | 03:37 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark | このページのトップへ
the pillows 「確かめにいこう」~否定できない弱さを曝け出して~

JUGEMテーマ:音楽

 

自分を好きになる感情が今足りないと思ってる。

 

ひとつ先に答えを言うと「誰かに認めてもらおうとする感情は、本当の安らぎには結びつかず、結局はその場しのぎでしかない」という結論に至ったからだ。

 

私は今まで自分自身を幸福にすることができたのか、自分が幸せだと思う事を求め与えれているか。

その問いに、イエスと自信を持って答えることが出来ない自分が今いるのだ。

 

私はもっと自分を愛してあげなくちゃいけない。誰かの言葉に委ねた癒しではなく、もっと心から満足できる自分になっていかなくちゃいけない。

 

自分を一番大事に思いたい。社会人になった人間は誰かに愛してもらったり認めてもらう事はそう多くないし、その感情を認識することも公には認めてもらえない。だからこそ、自分を愛する感情というものが根本に僅かでもないと、苦しみに苛まれることになる。

 

自分を愛することは気持ち悪いことではない。むしろ大事に思わないと心はどんどんすり減り、痩せ細っていく。

 

人は自分が幸せになるための努力をすればいいだけなんだ。

自分が苦しむための努力を「いつか報われるだろう」と、その場で自分を納得させる嘘をいくら積み重ねたって、自分を幸せにすることは出来ない。

 

私が私を幸せにしないで、誰が私を愛してくれるのか。

 

素直に思った感情は気持ち悪かったり馬鹿らしかったりするかもしれない

 

でもそれが偽りのない気持ちだというなら、

 

それが私の気持ちだというなら、

 

それを確かめに行こう

 

the pillows 「確かめに行こう

 

 

歌うというより感情を吐露するかのように出てくる頼りない言葉たち

でもそれが私の本当の姿なのかもしれない

何から何まで否定できない弱さを曝け出す歌に勇気付けられて、私は誓う。

 

 

自分に好きって言いたいだけなんだ

一番大好きな自分になればいいだけなんだ

自分が大好きな自分になればいいだけなんだ

 

愛したいって気持ちを責めないで

愛されたいって感情を受け入れて

 

一番大好きな自分に、「せかいでいちばんだいすき」って言えばいいだけだ

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チャットモンチー「8cmのピンヒール」

JUGEMテーマ:音楽

 

「8cmのピンヒール」というチャットモンチーの曲は、2009年に発売された「告白というアルバムの一曲目を飾っている。

 

ガールズバンドの固定観念を覆した彼女たちが、まさに波に乗っていた時期で、同アルバムに収録されている「風吹けば恋」とかはまさにチャットモンチーって感じだった。

 

彼女たちのすごさは、それまで実力はあまり伴わなかったり、男をドラムに入れたりして成り立っていた、ガールズバンドサウンドってのを、自分たちだけで完結し昇華させちゃったところ。だから男性からしても「可愛い」とかの見た目じゃなくて「カッコいい」とか「すごい」って素直に思えるバンドだった。

 

私が好きなチャットモンチーってのは、いわゆる女子しか出来ない、わからないような生々しい気持ちを歌うところ。

 

たとえば「恋愛スピリッツ」なんて曲の「あの人がそばにいない あなたのそばに今いない だからあなたはわたしを手放せない

 

こんな歌詞は男じゃ書けないですし、考えられないです。見方によっちゃホラーに走れそうだけど、女性はきっとこういう気持ちを否定できないんだろうなと。そういうのを彼女たち表現するのがすごい上手だった。

 

 

そういう側面を表層には出さずして表現していたのが、「8cmのピンヒール」という曲になる。ようやく本題です(長々とごめんね)。

 

 

この曲は明るいメロディに浮き足立つような恋を感じさせる歌詞からスタートするんだけど、、、。

※私はあまり明るくないんだけど「8cmのピンヒール」というのが、ちょっと背伸びをしている長さなんだと。ピンヒールってのはやっぱり高ければ高いほど足に負担がかかるものだそうで、8cmってのはちょっとがんばりました感があるのだと。

 

 

消せないメールの行方 冷めにくい熱だった 太陽が迎えに来ても 覚めにくい夜だった

恋というフレーズを使わずして、こう表現できる素晴らしさ。のっけから惹きこまれた。

 

化石になった脳みそが 私の体を支配して 寝返りを打つたびに 右左にコロコロ

化石=思考停止した 私の体を支配するもの=恋 寝返りを~=嬉しい悩み、高揚感

 

8cmのピンヒールで駆ける恋

少し無理してでもあなたに合わせていた。メロディは「恋」を強調し、さらに橋本絵莉子(ボーカル)は「恋」を伸ばして歌っている。

この意味は? 感情は?

 

月を見てきれいだねと言ったけど あなたしか見えてなかった あの光はね 私たちの闇を照らすため 真っ黒の画用紙に空けた穴

 

このサビに来て初めて不穏なワード「」が飛び出してくる。なぜなのか。それは一番を聴いた時にはまだ理解できなかった。

 

二番からは少し無理してあなたに合わせていた綻びが、じわりじわりとあふれ出る。

 

袋とじになった最終章 中身はわかっていたけど 山のように積もった あなたに埋もれたまま

終わりは知っていたけど、それでもあなたを感じるのが幸せだった。(化石の脳みそ)

 

歩幅を合わせて歩いた 転ぶとわかっていたけど 痛みも忘れてしまうの あなたは優しいから

ここで流暢に進んでいたメロディも一度ぴたっと止まる。ギクシャクしている感覚。どうしてうまくいかないのか。

歩幅を合わせることで転ぶのはどうしてか、それは…。

 

8cmのピンヒールで駆ける恋

先ほどと同じ言葉だが、意味合いは少し違う気がする。ボーカルの声は力が抜けていくような。それは熱が冷めていくような

 

そして混ぜこぜになったような間奏に入る。

悩みの正体が少しづつ思い当たった瞬間だった。

 

ねぇ 私のこと全部わかるって言ったけど あなた何も見えてなかった

これは、あなたは私のことを理解しようとしてくれなかった、って意味でもあるんだけど…。

 

この涙はね あなたの全てを盗むため 真っ白いハンカチにつけた染み

あなたの気を引く為、染みがわかりやすい白いハンカチで涙をぬぐった。

 

つまり、最後まで私の涙の意味に気づかなかったんだね、って意味も兼ねてる。

たぶん嘘泣き、というか気を引くためのわざと泣きって感じ。

映像として、泣きながら、でもどこかで笑ってる姿も想像出来てしまう。

 

月を見てきれいだねと言ったけど あなたしか見えてなかった あの光はね 私たちの闇を照らすため 真っ黒の画用紙に空けた穴

 

…月の光で照らされて初めて知った事実、それは見えていなかった「闇」の正体。先ほどでは理解したくなかった感情もあるんだろう。だけどもうわかってしまった。「真っ黒の画用紙に私たちは居たんだ」という事実を初めて知る。

 

月の光が示しているものはなんだろう。

太陽の光といえば「はっきりとした輝き」が瞬間で即座に照らされるような、言ってしまえば希望

でも月の光はそうじゃないじわりじわりと部分部分を明らかにするような「段階を踏んだ光」って感じかな。

 

私はあなたでいっぱいだったのに、あなたはそうではなかった。どこかそう思えるような、別れの理由がきっとあったんだろう。

それは先ほどの歩幅を合わせることで転んだ=あなたが私に合わせてくれなかった、というところかもしれない。

 

もしくは、知っていたけどわかってなかった部分かもしれない。だけど私はもうこの時点でこの恋を過去にすることを決意している。「」に対して先ほどよりも向き合うことを、決意している。

 

そしてへと彼女は駆けていく。

 

8cmのピンヒールで駆ける恋 8cmのピンヒールで駆ける恋

 

どうやって二人が別れたのかなんて語られないけど、間髪いれずに繰り出されたことでわかること。

悲しみとか苦しみとか、そういう向き合わなければいけないもの(闇)を、包括した過去が過ぎ去っていくことを示している。

 

惜しみながら。「8cmのピンヒール」で痛みを伴いつつも駆け抜けながら。橋本絵莉子は感情込めて歌いあげる。

 

 

そうやって考えると一番最初の「8cmのピンヒールで駆ける恋」が強調された理由がわかる。

 

それまでは理想だったのに、あそこで現実になったんだろう。何が? もちろん闇が。でも気付かなかったと思う。

しかし後半になるにつれ彼女はどうしても理解せざるを得なかったみたいだ。

 

 

恋の始まりは何でも楽しくて仕方ないのに、終わりは辛く苦しく痛いものになっていく。

 

そういう事をこういう形で表現しちゃうこの歌は、本当に深くて聴き飽きない。

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